私は栃木県でフリーターとして、ごくごく平凡な日々を送っている25歳のぽっちゃり女子です。
私が初めてパパ活をしたのは、22歳の時でした。
出会い系アプリでいい感じのパパさんを見つけ、パパ活をしていました。
その頃、私はバイトをしていました。
でも、何か買うためにお金が欲しいとか、どうしても必要と行った訳ではなかったのですが、ちょっとした好奇心と、バイトのしすぎでお金を稼ぐことが楽しくなってしまいパパ活をしてみようと思ったのです。
初めてあったパパさんと会うことになりました。
出会い系アプリで、日時、場所、金額などを相談しいよいよパパ活の日になります。
都内で待ち合わせをしたのですが、私が住んでいるのは栃木県でしたので、電車で行くと２時間ちょっとかかります。
そのパパさんはとても優しく器の大きな方で、『交通費もあげるから新幹線でおいでよ』と言ってくださりました。
ですが、その分の交通費を無駄にしたくなかった私は、新幹線で行くフリをして１時間半ほど早く家を出て電車で向かいました。
電車に乗りながらいろいろなことを考えました。
正直最初はちょっと、いや、かなり緊張していたと思います。
父がいなかった私にとって、大人の男性は怖い印象でした。
調べていると、変なことをされた女の子もいるようだったので、不安もありました。
待ち合わせの場所に着き、初めてパパさんと顔を合わせました。
出会い系アプリで、なんとなく顔はわかっていましたが、実際あっての第一印象は『普通のおじさん』でした。（失礼ですね）
その方は30代でお仕事は会社を経営している方でした。
待ち合わせたのがちょうどお昼時だったので、まずランチにいくことになりました。
当時の私は田舎者で東京に行くこともあまりなかったので、都内を歩くだけでもワクワクしました。
そんな私に気づいたのか、パパさんはランチに行く道すがら都内をいろいろ教えてくださり、とても楽しかったことを覚えています。
ランチはオシャレで静かなお店で、少し緊張しました。
ですが、少しずつ緊張も溶けて、普通に楽しい時間を過ごせたと思います。
パパさんは私のことをたくさん褒めてくれました。
私は調子に乗り、家庭環境などの話もしてしまい、家に帰ってから話しすぎたか？と少し反省しました…
ランチの後は私が好きなブランドのお店に連れていってくれ、4000円くらいのTシャツを買ってくださりました。
その後、ランチの時にお互い動物が好きということで、意気投合し『HARRY 原宿』というハリネズミカフェに行きました。
ですが、その道中急にパパさんから手を繋いできてびっくりすると共に少し抵抗が生まれてしまいました。
ハリネズミカフェに行き、ハリネズミと触れ合ったりおやつをあげたりしました。
その間もパパさんとなんとなく距離が近くなっているような気がして全然ハリネズミに集中できなかったです（笑）
元々、出会い系アプリで連絡をしていた時に、スキンシップは基本的にお断りしていました。
でも、その場で拒否することもできなかったので、この日は時々手を繋がれていました。
その日は、軽くブラブラし、お寿司を少し食べ、夜の8時ごろに解散しました。
帰りも新幹線代を浮かすため、２時間ほどかけて帰りました（笑）
その日の解散後は、何故かパパさんからの連絡は一切ありませんでした。
私は何か悪いことしてしまったのかなとかいろいろ考えました。
ですが、1週間くらいすると連絡が来て、また会いたいとのことでした。
ちなみに、初めてのパパ活で１時間￥5000頂きました。新幹線代も往復するとかなりしますし、ご飯代やお買い物もしたので、パパさん側はかなりの出費だったと思います。
後々、別のパパさんを探していた時に気づいたのですが、新幹線の往復代までわざわざ出してくれるパパさんは少ないです。
すごく気前のいい方でした。
私はその後も、そのパパさんと定期的に会うようになりました。料金も新幹線代も変わらず出し続けてくれました。
誕生日が近い時にはお祝いしてくれたり、たくさん貢いでくれました。こちらの条件もしっかり守ってくれて、手を出されたことなどもありません。
でも、パパさん側からの条件として、他のパパさんとは会わないという約束がありました。その理由は聞かなかったため、わかりません。
その後1年以上、合わせて20回程は会っていたと思います。毎回本当に優しくしてくれて、楽しかったです。大体計算すると200万以上払わせてしまっていました。その頃は、私にとっても親しみやすいおじさん？お兄ちゃん？パパ？友達？どれにも当てはまる感じはしませんでしたが、違和感のない存在でした。
私に、彼氏ができたことをきっかけにそのパパさんとは合わなくなってしまいました。正直少し残念でした。パパさん少しも寂しそうにしていて、未だにたまに連絡をとる関係です。
私は、あのパパさんに会えて良かったです。うっすら好意を持たれている感はありましたが、幸い、変な人ではなさそうでしたし。（本当はどうかわかりませんが。）
