簡単な自己紹介をさせて頂きます。
- 出身：福岡県
- 性別：女性
- 年齢：３７歳
- 体型：ぽっちゃり
- 出会い系を使用した経歴：２３歳の時でこれっきりです。
出会い系アプリを使用した当時、SNSのサイトで名前は忘れましたが、プロテクトがしっかりとしており容易な出会いには繋がらないような仕組みを作っているサイトになります。無料会員になったと思います。そのサイトを通してメールをやり取り、気の合う人とマッチングしていました。老若男女問わず、メールを交わしていました。
メールでは、仕事の愚痴や恋愛の相談だったりと多種多様に発信していました。その中で、２～３人と良く話すようになり、ほとんど毎日メールのやり取りをしていたと思います。生活環境が同じ境遇であったりしたので、気持ちが通じ合っているように感じていました。
毎日のやり取りが嬉しくて楽しくて段々と気持ちが『逢いたいな』『サイトを介さないで、直接のメールのやり取りをしたいな』『声を聴いてみたいな』なんて思うようになっていきましたが、なんせしっかりとしたプロテクトがあるので直接のやり取りなんて容易ではありません。どうしたものか…。
しっかりとしたプロテクトという物は、明らかなメールアドレスや電話番号、「逢いましょう」という単語などがあると削除？か閲覧出来ない状態になっていたと思います。
そこで私が考えた事は、文章の最後に平仮名やローマ字、数字などを駆使して暗号を残す事でした。暗号を解くと、メールアドレスになるように仕組みました。解くヒントも足跡として残していきます。
例えば、①『今日もお疲れ様でした。今日は、店長に散々叱られ凹んでいるけど、聞いて下さい。お釣りが合わなくて、怒られたんだけど、実は店長が間違っていて、私は全くレジは今日は使っていないのに、酷くない？ よる』
②『今日は店長から謝ってきたんだけど、私はもう軽々とあしらったよ。あんだけ、ギャーギャーと怒ってたのにね。ムカつくわ！ はな』
③『いつも相談に乗ってくれてありがとう。元気になったよ。あれからアドバイス通りに店長を許しました。 ＠』
④『今日、お店の前の交差点で玉突き事故に遭遇したよ。そんな事ある？！ 何処も』
⑤『気になる人がいるんだけど、なかなか会えない。悲しい。でも、悩みを聞いてくれる人がいるだけでもいいですよね。 ローマ字に変換』
と、①～⑤を最後の方を読み合わせていきます。最初の反応は、みんな「？」となって「変換ミスしてるよ」など教えてくれたりもありましたが、この暗号に気が付いた人が１人いて直接メールアドレスでのやり取りが出来るようになりました。ここからは、電話番号の交換やお互いの写真も見れました。サイトはというと運営の方が気づいたようで、私のメールの閲覧は出来なくなっていました。その間、３～４日間だったと思います。
直接メールが出来るようになった人は、私よりも６つ上で男性でした。サイトでのやり取りでは理解ある方でした。
メールのやり取りが出来るようになり、ほとんどが本音での話をしていたと思います。嬉しくて、好意を持つようになりました。色んな相談をしている内に、お互いに興味を持つ始めるようになっていきます。
直接のメール、電話、写真と出来るようになると時間が経つにつれて本性が出るといいますか、段々と「直接ホテルで会おうや。どうしても会う」というようになっていきます。お互い遠方で会う事は難しかった為、私も私で遠方であるからとその時は卑猥な事を平気でやりました。テレフォンセックスやら写真の見せ合いをしていたので、仕方ないといえばそうなってしまうでしょう。
その方は、千葉県に住んでいました。「福岡県からは遠いから会う事は難しい」と断ると「大阪までなら行くよ」と言います。悩みましたが、会う事は止めました。その年は、ニュースで出会い系殺人が多かったからです。また、その方は他にも会うような女性がいたようで、「この子とホテルへ行ったよ」などと写真を撮り、私へ送っていた為です。
メル友が流行ってる時期であり、出会い系を通じて趣味や気の合う仲間と触れ合う事は思っているほど難しくはなかったように思います。
その男性とは、段々と年数を重ねるうちに疎遠になっていきましたが、その方が良かったのかもしれません。
この経験から、自分自身をさらけ出す事には躊躇するようになったので、安全管理としては良い経験をしたと思っています。なので、それ以降は出会い系サイトに通じる事は一切しなくなりました。
当時、もし会っていたら、どうなっていたかを考えると寒気がします。若気の至りですよね。写真も撮られて、色んな人に見せられたかもしれないし、脅されていたかもしれない。直接のメールで写真も送ったりもしたので、その写真はもしかしたら、何処かで出回っていると思います。それだけは自己責任なので、致し方ありませんけどね。
